Taarab考 その1

今日は、ターラブ(taarab)についてご紹介します。ターラブは、タンザニアのザンジバルからケニアのモンバサにかけてのインド洋海岸地域で広く聞かれる音楽のジャンルの名前です。

ザンジバルは歴史的に交易の盛んな土地で、インドやアラブなどの影響を受けた文物も多く見られます。ターラブはアラブの楽隊の影響をうけつつも、インド洋ならではの緩さがあり、タンザニアにもともとあった太鼓のリズムなども加って独特のものになっています。

使われる楽器は、ウード、バイオリン、アコーディオン、チェロ、パーカッションなどアラブの雰囲気を漂わせる編成です。楽器を演奏するのはほとんど男性のみ。そこにリードボーカルとコーラス隊が加わります。歌手は男性も女性もいます。シティ・ビンティ・サード(Siti Binti Saad)が20世紀初頭に登場するまでは、女性は大っぴらに歌うことがなかったといいます。

歌われる内容は教訓や、親への感謝、恋愛などさまざま。内容については後ほど触れますのでお楽しみに。

さて、ここからはターラブグループの一つ、Culture Musical ClubのMakame Faki氏にインタビューした内容を紹介します。

Culture Musical Club(以下CMC)は2007年に来日、東京や大阪で素晴らしい公演を成功させました。その時の縁で、後にザンジバルへ訪れた時に彼らの練習所(通称:クラブハウス)へ。

その時不在だったMakame氏に会うために、彼らが毎週演奏している、海岸沿いのマーキュリーというお店に行きました。やっと会えたMakame氏は、まだ10メートルも離れているところから大きく手を広げ、歓迎のハグで迎えてくれました(髭がちくちくした~)。

クラブハウスの練習風景も見せてもらった翌日、再びMakame氏を訪ね、たっぷりとターラブのお話を聞かせてもらいました。

Q1:CMCには何人くらいの人が所属していますか?
A1:だいたい65人くらい(2008年)。ほとんどの人は昼間違う仕事をしていて、夜この練習場へ集まってくるよ。コンサートが近い時は練習回数も増えるし、結婚式などにも呼ばれて演奏するんだ。

Q2:作曲は誰がするのですか?
A2:CMCのメンバーが作曲も作詞もしているから、新曲が常に生まれているよ。

Q3:ターラブとキドゥンバク(Kidumbak)はどう違うのですか?
A3:まず、ザンジバルの伝統音楽には、ターラブと、キドゥンバク、ウニャゴがあるんだ。キドゥンバクはドゥンバクという太鼓が中心の音楽で、ダンスが加わる。

Q4:あのダンスすごいです。あんな風に腰を動かすのは難しそうですね。
A4:ははは(笑)大丈夫。海岸の近くにダンスを教える学校(DCMA)もあるから、一生懸命練習すればできるようになるよ。友人がそこで教えているから今度来るときはぜひ3か月のコースで来なさい(・・・宣伝?)

Q5:ターラブは昔と今と違いますか?
A5:昔はマイクがなかったからみんな声が大きかった。今は小さくなっているね。モダンターラブでは、キーボードやギターなんかも使われているし、歌詞の内容も変わってきたよ。

つたないスワヒリ語と身振り手振りで行われたインタビュー、続きは後日!!(Y)

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