ゴゴ人の音楽について

ゴゴ人はタンザニアの内陸部に位置する首都、ドドマを中心とする高原地域に住む民族です。農業や放牧を生業とし、音楽が生活に密接に関わっています。

歌を中心とした彼らの音楽は、膨大な民族の記憶と智慧を乗せ、世代を超えて受け継がれています。
彼らの歌には結婚式や葬式、成人儀礼などの行事に関するものや、農業に関するもの、戒めやしつけなど教育に関するもの、民族や、特定の人の歴史を歌ったもの、政府に対しての要求を歌ったもの、子守唄など、多岐にわたります。
「CHILUMI・チルミ」という歌の形式に代表されるように、いくつかのパートに分かれ、各パートが異なったフレーズやリズム、音程などで歌うことにより、倍音にあふれた層の厚いハーモニーを作り出します。

また、楽器を使用するレパートリーも多く、リンバ、ゼゼ、パングワ、ムヘメなど数多くの楽器による素晴らしいアンサンブルを奏でます。


ゼゼ(上)とリンバ(下)

◆リンバ・・・共鳴箱に金属製の長細いキーをとりつけた親指ピアノ。サイズやチューニングは、村や演奏するパートによって異なり、大きいものは50本以上のキーを用いています。本体にあけられた小さな穴に貼るブイブイという共鳴膜(蜘蛛の卵袋)により、音が伸び、倍音が増幅されます。ゴゴ人にとって一番ポピュラーな楽器です。

◆ゼゼ・・・ひょうたんの胴をもつ擦弦楽器。小さいものは1弦から4弦(村によっては6弦、7弦)、バオバブの木の内皮をはいで作った弓で弾きます。大きいものは「イゼゼ」とよび、10本以上の弦を持ち、両手で抱えるほどおおきなひょうたんを共鳴装置に利用しています。

◆ムヘメ・・・牛、ヤギ、大トカゲなどの革がはられた砂時計型の片面太鼓。女性のみが演奏する太鼓で、太鼓を両足の間に挟みながら、踊り、歌い、叩きます。

◆ムクワージュンゴマ・・・マリンバ(木琴)の一種で、もともとは違う民族の楽器ですが、それが彼らの元に流れつき、ゴゴ音階への改良がなされる。ゴゴ人の中では、若者、子供たちの娯楽として夜な夜な演奏されることが多い。

その他パングワァ、スィンヅィラ、最近はなかなかお目にかかれない楽器も含めるとまだまだ多数あります(Y&S)

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