靴修理スタンド

タンザニアの人たちは靴をとても大切にする。

外出するときに履く靴やスニーカーは使う前と使った後はきれいに手入れをするし、
とっておきのものは自分の部屋に大事にしまってある。
家の中や近所では、ビーチサンダルを履くか、裸足のままだったりもする。
靴はやはり高価なものだから、普段の歩く距離の多さや、道の悪さ、雨や泥で無為に損傷させることはしない。

私はタンザニアではずっとサンダルを履いて過ごしているから、
サンダルの鼻緒の部分がちぎれたり、ソールがはがれたり磨り減ったりと、
トラブルが多い。
突然サンダルが壊れると歩き進めることが難しく、まさに途方に暮れてしまう。

そんなときに便利なのが、道のあちこちに出ている靴修理のスタンドだ。
町中なら、突然トラブルに襲われても、何とか駆け込める頻度でそのスタンドはある。
たいていおじさんが一人、靴修理と靴磨きセットを並べた棚の後で、
大量のぼろ靴に囲まれて作業している。
壊れたサンダルを持っていくと、針と糸、ボンド、時にはぼろ靴から適当な材料を切り出して、あっという間に見事に直してくれるのだ。

料金はだいたい100シリングから500シリングで、とても良心的な値段。
世間話などしながら、休憩がてらおじさんの手際を眺めているのが楽しい。

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ドドマの村にいたときには、そんなスタンドはなかったけれど、
友達が小麦粉やトウモロコシの粉が入っていたビニル製の麻袋をほどいて、
よって糸にして針金で縫ってくれた。
その人も慣れた手つきだったのは、みんなこうして靴を大事に履いているからだと思う。

修理してもらったサンダルで再び歩き出すと、
直してくれた人への感謝の気持ちと、サンダルへの愛着が湧いてきて、
何とも言えない嬉しい気持ちになれる。
タンザニアで履きなれた靴が壊れてしまったときは、
新しい靴を買う前に、修理をお願いしてみてはどうでしょうか。(C)

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ジャンル : 海外情報

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